冬の5題



冷たい手と手でたしかめて


真白な雪さえ汚してほしい、ただただひたすらいとしくなるほど


凍れる月と、眠らない星と、それから、


鐘の音は、はりさけそうな夜のしじまに


このがとけだしたら、また


粉雪むせぶ、首なし椿